自宅でもフライパンひとつで美味しいステーキが焼けたら・・・

記念日やちょっとしたお祝いごとを自宅で過ごすにはいつもよりちょっと張り切って
料理もガンバってみようかな、と気合いが入ることと思います。

スーパーへ行って、ステーキ用を奮発して買っちゃった。
けれど、実際に自分のキッチンで厚切りの肉を上手に焼けるのかが心配。

このようなステーキの焼き方についてのお悩みは一番多くお問い合わせをいただいています。

一枚肉を豪快に焼き上げるステーキは、いつの時代も「ごちそう」として誰もが心を躍らせる料理です。レストランで食べられるメニューが自宅でも作れれば食卓を一気に華やかにしてくれることは間違いありません。

しかし、ステーキは肉に火を入れる加減を間違えると、たちまちボソボソと固くなり、食材をダメにしてしまいがち。プロが使うような調理器具は自宅にはないので、この火力の調整がステーキを美味しく焼き上げる最大のポイントと言えます。

ステーキの焼き方はさまざまにありますが、今回はスーパーでよく見るステーキ用「牛かたロース」や「モモ」など外国産の“赤身が強い肉”の焼き方をご紹介します。

肉汁たっぷりにステーキを焼き上げるコツ

近頃、東京で話題のステーキハウスでは、特注のオーブンを使い900度の高温で肉を焼き上げる特別な方法が使われています。かなりの高温なのでオーブンにはわずか数秒間だけ、肉を入れれば周りはカリッと、中はミディアムレアに近い状態に出来上がります。短時間のうちに熱々のステーキが用意できれば、なんとも羨ましい限りですよね。

ですが、心配はいりません。

私たちのキッチンにはフライパンという強い相棒がいます!
このフライパンがあれば大丈夫、十分に美味しいステーキを焼き上げることができます。

一見、すぐ固くなりそうで焼くのが難しい思える脂身の少ない赤身の牛肉
自宅でもジューシーに焼き上げる最大のコツとしては

高温では焼かないことが最大のポイントです。

どうして低温で焼き上げたほうがいいのか?

その理由はある程度の厚みのある肉を焼き上げる場合、高温で加熱するのではなく一定の温度を保ちながらじっくり火を入れていくことで柔らかく仕上げることができます。

さらに肉の中の水分が逃げにくい状態のためジューシーなステーキになります。

やはりステーキにはある程度、食べ応えのある肉の厚みが必要です。
ナイフとフォークでギコギコと切り分けながら、口の中いっぱいに頬張るダイナミックさが食べる人を笑顔にしてくれます。

ミディアムレア

 

多くの日本人に好まれる焼き加減はミディアムレア。

これには生焼けだったり逆に焼きすぎたりしないよう
表面だけサッと焼き色をつけて香ばしさをプラスします。

ただしご紹介するステーキの焼き方は霜降り肉はあてはまりません。

和牛などでは高級な肉ほど肉の割合よりもサシ(脂)が多いのもが多く
じっくり焼いても肉の内部で脂がぐるぐると充満してしまうのです。

脂身が好きな方にはいいかもしれませんが、
低い温度で焼き上げる調理法が最適なのは赤みが強い牛肉。

スーパーで買えるようなステーキ用の「牛かたロース」や「モモ」などが適しています。

その赤身の強い牛肉をフライパンひとつでバターを使って香ばしく焼き上げていきます。

フライパンでできる!美味しいステーキの焼き方

ステップ1
スーパーでは厚切りといっても初めからカットされ個包装されているものがほとんど。
最低1.5センチ以上のものを用意してください。

ステップ2
フライパンは鉄製がなければテフロンでも大丈夫です。
フライパンを火にかけ熱します。

牛肉に塩・胡椒を両面に振りかけ
手で肉の表面へ押し付けてしっかり馴染ませてください。

ステップ3
さーここから焼いていきますよ。

熱したフライパンに牛肉を入れ(鉄製は脂を引いてください)
いい焼き色がついたらひっくり返します。

この時はジュージューと焼ける音がする火加減を調整しながら
待つこと約3分ほど、裏面も焼き色がついているはずです。

ここで一度、肉を取り出してアルミホイルに包みます。
完全に包まず少し空気の入る隙間を空けておいてください。

約5〜10分、肉が落ち着くのを待ちます。

ステップ4
再びフライパンを火にかけバターを入れます。
フツフツと湧いてきたら先ほどの牛肉をフライパンへ戻し入れます。

そしてフライパンの手前に肉を寄せて、溶けて熱々のバターを肉にかけていきます。
スプーンを使って何度も繰り返しかけ続けます。

最初はバターがさらっとしていますが段々色がつき始めます。
さらにそのままかけ続けます。

ステップ5
次第にバターの香ばしさがお肉に移り、十分いいい香りがしているな、というタイミングで
再びアルミホイルで包み、再び待つこと約10分・・・

中まで綺麗に火の入ったステーキ
ミディアムレアが出来上がります。

 

ポイントは2つ
・一度、初めの焼き色はしっかり付ける。
・アルミホイルで包む際には焦らず、じっくり余熱で中まで火を入れていくイメージ。

そうすることでフライパンを使いながらも中まで均一に火を入れることができます。

ただし、お肉を休ませている間は絶対に冷まさないこと。

これがかなり重要です、なぜかというと一度覚めてしまうと再び加熱しても
なかなか火が入っていかないでムラができてしまいます。

綺麗なロゼ色のミディアムレアに仕上げるにはアルミホイルに包んだ肉をガス台などのそばに置いて温度が冷めないように注意してください。

「バター香ばしさがたまらない!まさにレストランのようなステーキ!」

スーパーのお肉が自宅でも絶妙な火入れで実践できます。

アルミホイルに残った赤茶色の肉汁は捨てずにそのままステーキソースに加えたり、
旨味がたっぷり含んでいるのでバルサミコと足して即席ソースにもオススメですよ。