近年、ステーキを提供している飲食店は増加しています。
ステーキ
従来の人気と少し違う所は赤身のステーキを扱うお店が増えたことにあります。


今までのステーキは適度に脂身があり、噛まないくらい柔らかい肉が圧倒的に人気でした。


しかし近年の流れとしては、肉としての柔らかさを全面に出したステーキ肉よりも、噛みしめるごとに、肉の味を楽しめる“赤身肉”に人気が変わってきています。


なぜ、噛まないくらい柔らかいステーキが好まれるのではなく、よく噛む事でステーキを食べることができる赤身肉が注目を浴びているでしょうか?


肉を食べる文化が日本に根付いたことで、肉の味わいの思考が変わってきています。


そして肉を食べることによって健康的になりたい、という消費者が増えたことも、赤身肉ステーキが人気の一つの要因だと思われます。


赤身はグラスフェッドを主軸において育てているので、無理に変な飼料を与えることもないので、その肉で調理されたステーキを食べることは健康にも繋がります。


これだけ赤身肉が知られるようになりましたが、でも赤身肉に対する誤解があります。


従来のステーキの量1人前と、赤身肉を同じ量を食べても満腹になりすぎて出されたステーキを平らげることができない、量が多すぎるなどの意見が出ていることです。


そこで、このページではなぜ同じステーキを食べても、脂身があるステーキと比べて、赤身肉は少量でお腹がいっぱいになってしまうのか?


また、赤身肉を食べる際、果たして1人で食べる量として「最適なグラムはどのくらいのか」を説明します。

赤身肉は見た目よりボリュームがある

ステーキ
脂がついている外国産のステーキ肉や、和牛の代表格である黒毛和牛のステーキ100gと赤身牛ステーキ100gでは、見た目は同じように見えますが、焼き上げると赤身肉のほうがやや少ないように感じます


しかし、赤身肉のほうが肉のボリュームがあります。


「そんなまさか!」と思われる方がいるかもしれません。


が、しかし、肉のボリュームだけに焦点をあてれば、他の脂身がある肉よりも肉としての食べごたえはが十分過ぎるほどあります。


もちろん、赤身肉のどこの部位をステーキにするのか?にもよりますが、これは比べて食べると明らかに赤身肉のほうが、肉に対する満腹感があるように感じます。


それに、満腹感と述べましたが、食べたあとにお腹がポコンと出てくる満腹感ではなく、別次元での満足感があるのは赤身肉の特徴なのかもしれません。


赤身肉を食べたあとの満足感はお店によって異なります。


例えば、ステーキにする前に軽く肉に熟成をかけていたり、黒毛和牛肉などと比べ肉に脂が少ないので、焼きながら脂を落としながら焼き上げる必要もありません。


別次元の肉を食べさせるようなテクニックを用いて、赤身肉ステーキをさらに昇華させるようにしている専門店も多く見受けられます。


このように考えただけでも、ステーキと言う食べ物には“未来へのロマン”があるように感じてならないと思いませんか?

肉をよく噛むから腹持ちが良い

赤身肉ステーキ
赤身肉の特徴は火を通すごとに弾力性が増すことにあります。


だから、他の肉と同じように柔らかめの赤身肉として食したいのであれば、肉に火を入れる際、なるべく火が入らないように調理します。


これはあくまでも、私個人の意見として留めておいてほしいのですが、もしあなたが赤身肉ステーキを堪能したいならば、焼き方はレア、またはベリーレアの焼き方では、赤身本来の旨さは堪能できないように思います。


では、「赤身肉食すオススメの焼き加減は?」と聞かれたら迷わず“ミディアム”と答えます。


なぜなら、黒毛和牛のように肉の中に“サシ”と呼ばれる脂が入っているなら、レアやミディアムレアのほうが口に入れたとき、人間の体温で肉が溶けるように感じるのでベストな焼き加減かもしれません。


しかし赤身肉となると、よく噛まなければでないので、ある程度、赤身肉を噛み切ることができて何度も噛んで味を堪能できる焼き加減がミディアムだと思っています。


それに、赤身肉はよく噛まなければならないと前述しましたが、よくステーキ肉を噛むことで腹持ちもよくなります。


試しにぜひやってほしいことがあります。


赤身肉を3日間食べたとき食事以外の時間に間食をしたか?または小腹が減ったのか?を調べて欲しいとおもいます。


私が実際に試した結果は、赤身肉を食べたあとは明らかに間食が減りました。


その結果、気持ちお腹周りが引っ込みました。

しかし肉の好みが分かれる

ステーキ
私は若い頃、脂身がたっぷりあったほうが肉に甘みを感じるので、そのようなステーキが大好きでした。


だから、ステーキを食べに飲食店に家族と出かけると、脂ごと食べることができるサーロインやリブロースが圧倒的に多く注文しています。


それらの部位が一番美味しいと思われる“ミディアムレア”の焼き加減で食していました。


しかし、海外に住んでいたころ、現地で赤身肉の素晴らしさに触れて。


ステーキはこうして食べたほうが美味しいなどの、ステーキ文化を間近に体験することができたのです。


誤解して欲しくはないのですが、海外でステーキを注文すると部位によっての違いはありますが、基本的に脂がついている部位はそのままステーキとして出てきます。


だから、赤身だからとわざわざ脂身を取り除いて焼くことが赤身肉ステーキではないのです。


日本の黒毛和牛のように、肉の中にも脂が入っているなら話は別ですが、普通に出回っているステーキ用の肉は、あえて分けるならば赤身ということだけなのです。


脂付きで提供しているステーキが好きかどうか、という個人的な“好み”がいつしか赤身神話のようになってしまっているのかもしれません。

赤身肉1人前は何グラムが良いのか?

赤身ステーキ
前述しましたが、赤身肉は他のステーキと比べると少量でも満足感があります。


例えば、成人した男性で働き盛りの30〜50歳くらいまででしたら、300gも食べたらかなりの満足感が得られます。


20代や10代でしたらもっと食べれるかもしれませんが、ステーキはゴチソウですのでそうそう毎日食べるものでもありません。


それに、折角ステーキを食べるのにゴチソウ感がないと、食事をする時間を楽しむことが半減してしまうのではないでしょうか。


ちなみに女性ですと150gも食べれば、かなりお腹にたまると思います。


但し、赤身肉の中にも“熟成肉”など肉自体の味が濃い場合は、ここでご紹介したステーキの量は食べれないかもしれません。


なぜなら、見た目には赤身の肉かもしれませんが、食べた時の味の濃さや香り、肉を食べたときの満足感が違うからです。


ステーキの肉には水分があります。これをドライエージングなどの手法を用いて、余分な水分を飛ばして肉の味を凝縮してステーキにしています。


だから、通常の赤身肉と同じだけの量を食べようと思っても、量が多すぎてしまうので食べることができないかもしれません。


生の状態で手に持ち比べると、その重量感の違いにも驚きます。


ですので、その辺りも事前にステーキを食べるお店の情報として知った上で、ステーキを注文したほうがいいでしょう。


それと、ドライエージングで旨味が凝縮したステーキと、通常の赤身ステーキの量を同じだけの量が食べる事ができるのか?


ぜひ機会があったらチャレンジしてみてください。