「お中元」や「お歳暮」を
親戚や友人にいただいてしまい
使いきれない「昆布」が山のように
なっていませんか?

どうして昆布ばかり貰うことが
多いのでしょう。

“日本料理には
欠かすことができない”
食材だからです。

どこの家庭にも
「昆布」と「鰹削り」があったのは
戦後の日本の話です。

当時は

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
家庭で食べる料理

日本料理
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

という風習が根強かったことから
贈答品として昆布を送ることが
多かったようです。

現在は食の多様化により
どんどん家庭で昆布を使う
出番が少なくなってきています。

しかし、昆布をお土産や
贈答用にする習慣は根強く
残っています。

なので、昆布を頂いても上手に
使うことができずに残ってし
まうのです。

“日持ちすること”がいいことに
家に眠っている食材の一つに
昆布が入っています。

あなたはこのように思っていないでしょうか?

===============
昆布は和食で使う食材だから和食に
使わなければならない…
===============

家庭で「和食」と呼んでいる料理は
確かに和食かもしれません。

しかし、家庭で「出汁」を昆布と鰹節で
とっているでしょうか?

出汁を使って「みそ汁」や「煮物」を
作るにしても今は便利な商品が多いため、

元々、日本から伝わっている
「ダシから和食を作る」
ことをやらなくなっています。

また昆布を使った和食の特徴として
料理のボリュームが少なく
男性には熱烈な人気はありません。

(お肉と合わせる調理が少ないため)

家で残っている昆布や
わざわざ買ってきてまで
昆布を使って料理をするよりも
洋食や中華などを選ぶ方が
増えています。

もしあなたが

「昆布を捨てるのはもったいない」

「もっと有効な使い方はないのか?」

と思っているならば、とっても美味しく
昆布を食べる方法をご紹介します。

お肉と昆布の絶妙なコンビ


この話を聞いて

『え!ステーキに昆布なんてどう使うの?
それって美味しいの?』

という疑問があると思います。

昆布は使い方一つで
素材を引き出す“万能調味料”です。

動画をご覧ください。

ステーキに昆布を使うと
こんな事が起こります。

A)ステーキを焼くときの火力の心配はない

B)昆布の旨みがお肉にプラスされるので
  醤油系のソースとよく合う

C)スーパーで買った安売りの肉ほど旨くなる

D)冷凍肉(ステーキ用)でも美味しくなる

E)残った昆布は出汁に再利用
 一度の昆布で二度美味しい


どうです?

昆布の秘められたパワーを
この後少しづつ解明していくので
最後まで注意深くご覧になってください。

A)ステーキを焼くときの火力の心配はない


昆布でステーキ用のお肉を軽く締めます。

お肉に含まれている余分な水分
昆布が吸収してくれるので、少量の油を使い
ステーキを焼くと想像以上の焼き色
簡単につける事ができます。

家庭の火力の弱いコンロでも
オッケーです。

昆布締めをした日数でも変わりますが
肉の水分が少なくなればなるほど
肉に焼き色が付きやすくなります。

B)醤油系のソースとよく合う

昆布締めにしたステーキには
洋風のソースである、

「バルサミコソース」や「デミグラスソース」
などはあまり合いません。

説明不要だと思いますが
昆布の旨味と洋の旨味は
あまり相性がよくありません。

ですので、昆布の旨みと引き合う
醤油ベースのソースにしたほうが
いいでしょう。

例えば:

ワサビ醤油や大根おろしを添えたり
たまり醤油、レモンやユズを絞った醤油など
できるだけ“和のテイスト”のあるソースに
合わせたほうが美味しくなります。

C)スーパーで買った安売りの肉ほど旨くなる

スーパーで売られている高級ステーキ肉の
サーロインやリブロースを使う必要は
ありません。

脂気の多いハラミ肉やステーキ用カルビ肉
バラ肉、赤身肉でも美味しくする事ができます。

基本的に昆布の旨味が肉に移って
美味しくする方法です。

ですので、高級部位をワザワザ使うよりも
スーパーで売られている安いお肉の方が
コストパフォーマンスがよくなります。

D)冷凍肉(ステーキ用)でも美味しくなる

冷凍のステーキ用のお肉を
3分の2程度、解凍した状態から
昆布で巻いておけば
肉が自然に引き締まります。

昆布は余分な水分を吸収するので
冷凍のお肉の物足りなさを
補ってくれます。

できれば、この方法は厚みのある
ステーキ肉の方が望ましいです。

冷凍肉を美味しくする方法は様々ありますが
昆布締めにしてからステーキにすると
冷凍肉がさらに美味しくなるので
オススメです。

E)残った昆布は出汁に再利用
一度の昆布で二度美味しい

お肉に巻いた昆布を
みそ汁を作るときの出汁に
使ってみてください。

少しお肉の旨みを含んだ
昆布ダシになるので通常のみそ汁
よりも美味しくする事ができます。

時間が許すならば他の二次利用を
してもいいですね。

ここまでお読みなって一つの疑問が
出てくると思います。

「どの昆布がいいのか?」

昆布ならどれでもステーキに適すのか
といえば、そうではありません。

あまり馴染みのない昆布はすべて
同じに見えてしまうのは仕方ありません。

昆布の種類をまとめたのでご覧ください。

国内昆布の生産を北海道
95%あまりを占めています。

あとの産地は青森県、岩手県、宮城県など
です。

昆布と一言にいっても種類や用途によって
プロは使い分けをしているのです。

次はお待ちかねの「昆布締めステーキ」
作り方をご紹介します。

旨味が2倍に倍増する昆布締めステーキ

1)昆布とステーキ肉を準備する

使う昆布ですが「高級昆布」を無理して
使う必要はありません。

中国産やダシ昆布として売られている
国産の昆布で十分です。

今回は「だし昆布」「羅臼昆布」
使っています。

昆布の表面に白い粉が浮き出ていますが
これはマンニトールと呼ばれる
昆布の中から出る旨み成分です。

この旨み成分をお肉に移したいので
拭き取ったりしない方がいいです。

ステーキ肉は130g〜200gを
使用しています。

お肉は和牛肉です。

2)昆布に肉を載せてしばらく置いておく

ステーキ肉に含まれている水分が
10分もするとでてきます。

それから周りもすべて昆布で
覆い被せてラップを使って
巻いておきます。

写真は4種類のことなるお肉を
使いました。

赤身肉、脂身のある和牛、ハラミ肉、
昆布の千切りをまぶしたもの
です。

前述しましたが
牛肉の高級部位を昆布締めの
ステーキにする必要はありません。

ちなみに、この中で一番美味しく
ステーキになった部位は“ハラミ”
でした。

適度な脂が入っている方が
ステーキにした時にふっくらと
仕上がりました。

3)1日そのままにしておく

お肉の大きさにもよりますが
今回のお肉の量だと丸1日
昆布締めにして調度いい感じでした。

目安は昆布の旨味が
肉に移っていればオッケーです。

漬け込んだお肉の表面が粘っていたり
ヌルヌルしていたら
昆布締めは完了です。

使い終わった昆布は
「二次利用」をしてください。

4)フライパンで焼く

通常ステーキを焼く前に塩、コショウ
をしてから焼きますが、昆布自体に
塩分を含んでいるので塩、コショウは
しません。

中火で温めたフライパンに油を少し
多めにいれて焼き上げていきます。

4)焦げないように注意が必要

昆布で締めているので
お肉の水分が少なくなっています。

なので、焼き色に関して
他のお肉よりも早くつきます。

勢い余って強火では
焼かないほうがいいです。

焦げすぎないようにお気をつけ下さい。

5)休ませる

焼き上がったお肉はすぐに切らず
数分間(この時は4分程度)
温かい場所に置いておき
それからカットしました。

その方が旨味がお肉全体に
行き渡るので美味しくなります。

6)醤油ベースソースと一緒に食べる

昆布の香りが付いているので
できれば和風のソースの方が
美味しく食べることができます。

昆布の旨味成分が出すぎてしまうと
苦味を感じてしまうので
醤油ベースであっさりとステーキ
食べるほうが良いとお肉を食べてみて
感じました。

まとめ

昆布締めステーキは
水分の多い牛肉のほうが
上手くいきます。

今回は和牛を使いましたが
冷凍肉でも十分美味しくすることが可能ですし
一日だけ昆布で巻いておくだけなので
手軽にステーキにすることができます。

気をつけて欲しいことは
昆布締めを長期間行わないことです。

3日間を超えて昆布で締めると
苦味がでてきたり海藻特有の匂い
もでてきます。

できれば2日以内に留めてください。

あと、出汁ガラ昆布では昆布締めに
できないのでステーキはできません。

※実際にやってみましたが
恐ろしく不味くなってしまいました。

ご家庭で眠っている昆布を有効活用をして、
昆布締めステーキに挑戦してみてください。

ご紹介した「昆布締めステーキ」の作り方は
「株式会社 天満大阪昆布」
代表取締役 喜多條 清光氏
ご協力によって実践した記事です。

喜多條さんは現在、昆布の優れた魅力を
知ってもらうために精力的に
活動をされています。

その中でも注目すべきは
「昆布水」と呼ばれる細切り昆布と水を
つけた発明食品を作られています。

今回、私達も喜多條さんに
昆布の説明をしていただき
初めは‥

「昆布にステーキなんて
合わないんじゃないの?」
と思っていました。

しかし、実際に試したところ
昆布を通して未知なる可能性を
発見することができました。

特に、水分が多いお肉ほど
旨味がのりやすいことが分かりました。

家の戸棚で眠っている昆布をつかうことで、
私たち日本人の口にあうような
味わいのステーキができることに
驚いています。

あなたもこのページをお読みになり
昆布締めステーキに
チャレンジしてみてください。

食べた人はきっと驚かれると思いますよ!

ご協力いただいた店舗及び会社情報

株式会社 天満大阪昆布
(昆布革命)

喜多條 清光 Facebookページ