ジャガイモ本来の『美味しいフレンチフライ』知っていますか?

ステーキを美味しく食べる時に忘れてはいけないものがサイドメニューです。
肉を美味しく味わうためには、塩・コショウなどの調味料や、ソースの他に付け合わせの存在は欠かせません。

日本ではメインのステーキを邪魔しないようなキノコやアスパラ、ブロッコリーや人参など
野菜を中心にソテーにしたり温野菜したり・・・シンプルに味付けをしたものが多いのではないでしょうか。

厚切りにカットされた豪快な肉を食べ進めるのには、このちょっとしたサイドメニューが箸休めのように
気分を楽しませてくれる他、肉の消化を助けてくれる役割を担っています。

ですが、アメリカのステーキはどうなのかと言うと、サイドメニューに選ばれるものの多くにオニオンリングやフレンチフライという
揚げ物が定番、がっつりステーキに山盛りのフレンチフライの組み合わせは圧巻のボリュームです。

『フレンチフライ』に関して言うと、もともとフランスの料理(ポム・フリット)がアメリカへ伝わったとされていますが
フランスでもステーキの付け合わせといえばジャガイモを油で揚げたフレンチフライがほとんどです。

ちなみに「フライドポテト」や「ポテトフライ」は日本だけの呼び方なので海外では気をつけてくださいね。

さて、このフレンチフライですがステーキの他にもファーストフード店ではハンバーガーやホットドッグのサイドメニューとしても人気があります。
お店によって形もさまざまで、細長いプレーンのものからジャガイモの形に沿った扇型、皮付きのまま揚げているものまで。

好みもあるかと思いますが、どのフレンチフライも共通なのが一度冷めてしまうと美味しくないことが特徴です。
揚げたてはカリッとでホクホクが味わえても瞬時にボソボソ、スカスカに変わります。

タイミング悪く、お店で揚げてからしばらく放置されていたものを出された時には食べれたものではない、そんな経験はありませんか?

外食で食べるフレンチフライの当たり外れ

その原因の一つはお店の調理方法にあります。ほとんどが業務用で冷凍されたフレンチフライを大量に仕入れています。
お店にとっては、あらかじめカットされたジャガイモはを必要な分だけその都度、冷凍のまま揚げるだけで完成するのでロスが出ず、とても経済的なのかもしれません。

ですが、冷凍されているジャガイモは本来の美味しさが抜けていることが多く、さらに冷凍庫の出し入れによって霜がついた状態で揚げてしまうと
ベチョッと味気ないものになります。油も使い古されていた場合なおさら揚げ色も悪く、ニオイもよくありません。

日本の外食で食べるフレンチフライのほとんどが冷凍だとしたら・・・

想像してみてください、生のジャガイモから正統に作るフレンチフライ』はどれほど美味しいのか?

きっと今まで食べたことのあるフレンチフライの常識をひっくり返すほど、これからご紹介する生のジャガイモを使って作るフレンチフライ
そのシンプルながらもジャガイモ本来の味に出会えることと思います。

ステーキの付け合わせとしても、やみつきになる程に美味しい「フレンチフライ」ぜひご家庭でも作ってみてくださいね。

フレンチフライの大事なポイント3つ

・最低2回、そっと水にさらす
・しっかり水分を拭き取る
・熱いうちに絡める

これだけで意外と簡単にできてしまうんですよ。
それでは始めますね。

<1>まずはジャガイモ、男爵イモではなく「メークイン」という品種を使います。
ある程度の長さがあり、カリッと揚げることができるメークインを必ず選んでください。
皮をむき、長さを揃えてカットします。

ジャガイモのホクホク感を出すためにあまり細すぎないほうがいいですね。
両端のふくらんでいる部分は斜めに包丁を入れると小さくならずに切ることができます。

<2>そしたらボールに入れて、しばらく水さらします。

しばらくすると徐々に水が濁ってくるのが確認できます。
これはジャガイモから溶け出たデンプン質なのですが、ここでしっかり水にさらして
アクを出し切るのが美味しいフレンチフライを作るためのポイントになります。

最低2〜3回は別のボールに新しく水を入れ、ジャガイモを移し替える作業を繰り返してください。

手でをかき混ぜないようにジャガイモだけを手ですくいながら上げます。

上のジャガイモからそーっと静かに少しずつ移し替えるイメージで
これを2〜3回繰り返し、ジャガイモを充分に水にさらしたら同じ手順でザルへ。

タオルやキッチンぺーパーでしっかり水気を拭き取ったら

<3>さあ、ここから揚げていきます。

油の温度を調整してカリッとシットリ揚がります

外はカリッと中はホクホクのフレンチフライを仕上げるのには
油の温度を変えて、ジャガイモを2度揚げします。

1度だけで揚げようとすると高温の油でまわりだけに火が入り中は生の状態になりやすく
失敗する原因になりますので、ここは慎重に低温の油初めは(180〜190度)設定してください。

油の中にはジャガイモを多く入れすぎないように注意して中まで火を入れていきます。

一旦取り出し、高温(230度)程度まで設定をしたら、再びジャガイモを2度揚げです。

きつね色になるまでカリッと揚げたら、網ですくい油を切り熱いうちに
塩を振りかけてよく混ぜ合わせることが重要です。

ここでしっかり味を決めてください。

さらにバターを一緒に入れて絡めると風味が格段によく美味しくなりますのでオススメですよ。
コショウやハーブ類(パセリ、ローズマリーなど)はお好みで入れてみてくださいね。