牛肉ステーキを焼くとき、肉の内部まで火を通さなければいけないのかと迷う方が多いです。

肉を焼いている写真や動画をみると、そのほとんどが専用のオーブンに入れて焼き上げています。

本当に肉の内部まで、火を入れなければならないのでしょうか?

実は自宅でステーキを焼くときに、簡単に肉の内部まで火を通す方法があります。

しかも、肉に火が入りすぎてカスカスになるのではなく、ジューシーに仕上がります。

そこで、このページでは牛肉ステーキの内部まで火を入れる方法として、「オーブンは必要なのか」を説明するとともに、自宅でも美味しく仕上げられる「牛肉ステーキの焼き方」を伝授します。

自宅にオーブンなどない

オーブン

多くのご自宅には、肉焼きなどを行う専用のオーブンがないと思います。

パンを焼いたりお菓子を焼かなければ、オーブンの必要も感じないので、自宅にもしあるのならば、かなりマメにお料理をされるご家庭だと思われます。

では、ステーキ用のお肉をスーパーなので購入して、レストランなどで提供されているレベルと同じように焼き上げたいと思ったら、専用のオーブンは必要なのでしょうか?

もし、オーブンがないならばちょっとしたコツを覚えれば、美味しくステーキを焼き上げることはできます。

それには条件がいくつかあります。

まず1つ目:ステーキ用の肉の厚さ

全日本ステーキ協会

多くのスーパーや肉屋さんなどではステーキ用の肉が売られています。

もし、あなたがホームパーティーをするために、大きめのステーキ用の牛肉を購入して、これからお伝えする方法で肉を焼こうとしても…かなり難しいと思います。

肉の厚さがあるお肉を、ステーキにする場合に限りオーブンが必要です。

なぜなら、フライパンで肉に火を通すのに肉の表面だけしか火が入っていかないためです。

あなたも一度くらいは、目にしたことがあるかもしれませんが、外側は焼けているのに真ん中は完全に生のお肉。

まさに、こうなります。これで食べれないことはないですが、できれば綺麗な焼き加減にして、“ごちそう”のステーキを味わいたいのではないでしょうか

なので、ステーキ用の牛肉を購入するときは、肉の厚さを気にして購入してください。

協会で推奨している、自宅でステーキを上手に焼ける肉の厚さは2.5センチ〜3.0センチです。

この厚さ以下でステーキを焼けないこともないですが、ステーキとして協会が認めている厚さではないので、後述するステーキを焼き上げる方法で焼いても、上手くいかないでしょう。

3.0センチ以上の厚さの肉をステーキにしたい、と考えているならば、フライパンだけでは上手に焼けないと思われます。

この厚さの範囲内の牛肉を探すか、肉屋さんにお願いしてカットしてもらうといいでしょう。

ちなみに、大概のスーパーで売られているステーキ用の牛肉はこの厚さで売られていると思います。

2つ目:火力の調整が細かくできる機器がある

この記事をご覧の方のご家庭では、ガスによって火が付けられるレンジがあると思います。

それで十分です。

最新のガス機器は、一定の温度になると火事になることを防止するために、火がつかなくなるレンジなどもあります。

その場合は、これからお伝えする方法を参考に、火力を調節していただければ上手に焼くことができるでしょう。

電気を使用したレンジは、火力の調節が細かく設定できると思いますので、うまく調節して焼き上げてください。

くれぐれも高温にして、フライパンからムンムンと煙が立っている状態でないとステーキが焼けない…

そのようなことはないのでご安心ください。

ステーキマイスターへの第一歩

モモ肉、ステーキ

それではこれから、自宅でも美味しく上手に牛肉のステーキが焼くことができる方法を伝授します。

レンジをガス機器で説明していくので、電気のレンジの方は置き換えて理解をして欲しいと思います。

ステップ1:牛肉を室温に戻して塩コショウをする。

肉の厚さがたとえ2.5センチ程度でも、最低ステーキを焼く30分くらい前には冷蔵庫から出しておいてください。

その方が上手に焼くことができます。

ステップ2:フライパンを熱して油を敷く

フライパンに火をつけて中火くらいにしておきます。

そしてフライパンにつかないように油をしいておきましょう。油ですがサラダオイルで十分です。別のオイルが良ければそれを使ってください。

ステップ3:肉を焼く

フライパンが十分に熱くなってきたら、塩コショウをした牛肉をいれて焼きます。

肉を入れた直後はフライパンの温度が少しだけ下がるので、強火にしてもいいかもしれません。ポイントは肉が焼けている音がしている状態を保つことです。

途中で弱火または中火にして、ゆっくりと火をいれていきます。このとき肉の厚さが3センチくらいある肉ならばアルミホイルなどを被して蒸し焼きにしましょう。

ステップ4:片面を焼いていてジュワッと肉汁が滲み出たらひっくり返す

モモ肉、全日本ステーキ協会

基本的にこの方法は肉の裏面はあまり焼きません。強いて言えば裏面は焼き硬める程度で十分です。

肉をひっくり返すとき、肉の表面がすこし肉汁で滲んできたらひっくり返しても良いサインです。

裏面はあくまでさっと焼き上げます。

ステップ5:アルミホイルでくるむ

肉が焼き上がったらアルミホイルで包んでおきます。

この過程で肉にじんわりと予熱で火を通しステーキを美味しくします。決してすぐにお皿に盛らないでくださいね。

ステップ6:お皿に盛り付ける

全日本ステーキ協会

アルミホイルに包まれてしっとりしているステーキ肉をお皿に盛り付けます。

アルミホイルで包んでいるときに出た焼き汁は捨てないで、焼き上がった牛肉のステーキの上にかけたほうが一層おいしく食べることができます。

 

強火は使わない

自宅で作るステーキは、前述したように火力は強火ではなく、主に中火から弱火を使って焼きあげています。

ステーキを焼くときは必ず強火で焼くようなことを言われていますが、中火を上手に使いこなすことで、肉汁をたっぷり含んだステーキを焼くことができます。

はじめは難しいと感じかもしれません。

しかし、この方法を何度もくりかえすことで、あなたの料理の腕が上がるだけではなく、自宅でごちそうを作ることができる喜びや、幸福感は他では、味わうことができないくらいとても有意義なことです。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。